神仏習合をテーマとした梛の押し葉の新商品、作りました!
熊野三山や熊野古道は、類いまれな神道と仏教の融合が評価されて世界遺産に登録されました。
Specifically, (2) monuments and sites, which form cultural scenery in Kii Mountain Range, are unusual syncretization of Shinto with Buddhism, while it illustrates the interaction and development of religious culture in the east Asia.
具体的には、(2)紀伊山地の文化的景観を形成する記念碑と遺跡は神道と仏教のたぐいまれな融合であり、東アジアにおける宗教文化の交流と発展を例証する。
平安時代後期以降の浄土信仰の広がりのもと、本宮の主神の家都美御子神は阿弥陀如来、新宮の速玉神は薬師如来、那智の牟須美神は千手観音を本地(本体)とするとされました。
本宮は西方極楽浄土、新宮は東方浄瑠璃浄土、那智は南方補陀落(ふだらく)浄土の地であると考えられ、熊野全体が浄土の地であるとみなされるようになり、日本中の人たちがそこに行きたいと憧れる聖地となりました。
浄土信仰との一体化が熊野を日本第一の霊場にしました。
神道と仏教の融合なしに熊野の隆盛はあり得ませんでした。